りおち:
全国のにくきゅうフェチにお送りする、スワップ・ポイントの謎は解けた?シリーズの第3回始まり始まりぃぃぃぃぃ~
パチ☆\\ ̄ー ̄)( ̄ー ̄//☆パチ
前回、スワップ・ポイントとは、直先スプレッドであることをお話しましたが、インターバンクにおける直先スプレッドとは、
フォワード・レート - スポット・レート = スワップ・ポイント
で表します。
例えばUSD/JPYの場合、フォワード・レート<スポット・レートなので、スワップ・ポイントは負の値になり、ディスカウントと呼ばれます。(米金利のほうが円金利よりも高いときね)
「( ̄◇ ̄;)エッ。負の値なら、スワップ・ポイントは必ず支払になるの??」と思ったそこのあなた!
そういう意味じゃありません。そこのところは順を追って話しますので、もうちょっと我慢してね。
で・・・今日は面倒くさいので、いきなりスワップ・ポイント(直先スプレッド)の計算式を教えてしまいます。
ちなみに、FXの場合は、TOM/NEXTのスプレッドがスワップ・ポイントなのだけど、計算式は同じものを使えるので、せっかくのお休みなのに雨降りで暇をもてあましているそこのあなたっ!この機会に次の公式を使って、取引している業者さんがいかにスワップ・ポイントをぼったくっているか、検証してみてはいかが??
でぁ、まず公式の公開ぃぃぃぃ(検証の仕方はまた後で・・・)

上の「すっきりした」部分が、フォワード・レートの理論値の計算式です。FXの場合は、こいつがTOM/NEXTの、NEXTの部分になります。
次にFXの場合はスポット・レートのところはTOMのレートを計算して置き換えるべきなんだろうけど、いろいろ検証した結果、スポット・レートの終値(NYクローズ)をそのまま使っているところが多いようなので、取引している業者さんのNYクローズのレートをスポット・レートにしちゃってください。
米ドル金利、日本円金利については、
間違っても政策金利なんか使わないように・・・
スワップ・ポイントの計算に政策金利を使うのはど素人です。そんな業者と付き合うのはやめましょう。
金利については、とりあえず、LIBOR(ロンドン・インターバンク・オファードレート)の一番サイトが短いやつをインターネットで調べて使いましょう。3ヶ月くらいのやつしか見つからないかな?(ONとか見つかればよいのだけど・・・)
ちなみに上の図でところどころ出てくる360とは、LIBORのレートは1年を365日じゃなくて360日として表示されるのでその日数のことでし。
Dの日数については、ロールオーバーで繰り延べる日数を使いましょう。ロールオーバーで繰り延べる日数とは、TOMとNEXTの受渡期日の差の日数(営業日じゃなくって暦日で数える)のことなんだけど、分からなかったら1日として、1日分のスワップを計算しましょう!
さらに、NEXT部分のレートだけじゃなくって、スワップ・ポイントをいきなり計算する場合は、下の公式を使ってみましょうぅぅぅぅ!

どぉ??計算できた???
計算したスワップ・ポイントは1通貨単位あたりのスワップ・ポイントなので、これに1単位あたりの取引数量(10,000ドルとか)をかけたものが、業者さんがよく1日いくらって表示しているスワップ・ポイントになります。
さらにお暇な方は、前回最後にちょこっと書いておいた、
米ドル金利 bid ask
日本円金利 BID ASK
SPOTレート ビッド アスク
のときに、
① (米ドル金利)bid + (日本円金利) ASK + (SPOTレート) ビッド
② (米ドル金利)ask + (日本円金利) BID + (SPOTレート)アスク
こいつを別々に計算してみてください。②の絶対値が売りの場合の支払スワップの額、①の絶対値が買いの場合の受け取りスワップの額の理論値になります。(終値が仲値とか1本で表示しているところの場合は、MIDレートでもおK!)
ちなみに、各社のNYクローズレートには若干の差があるのと、金利のBIDサイドのデータがインターネットで入手できるかな?という問題はありますが、σ( ̄∇ ̄;)わて?が兄貴にもらったデータで検証してみたところ、元ブローカーさん系のFX業者さんはとてもGOOD!でした。素人さん系の業者さん達は、( ̄m ̄〃)ぷぷっ!ぷっ!なスワップ・ポイントであることが判明しました。
取引レートについては、みなさんいろいろなところで見ることができるので、一般的に$1=105.00円のときに、「うちのレートは$1=110.00円です!」なんてやっていたら、ぼこぼこにされると思うのですが、スワップ・ポイントについてはそんなようなことがまかり通っているようです。
これは、σ( ̄∇ ̄;)わて?の個人的な意見なのですが、確かにスワップ・ポイントがおいしいかどうかで業者さんを判断するのも一つだとは思うのですが、スワップ・ポイントを目的としたトレードはポジションを中長期に保有する場合が多いと思うので、目先だけじゃなく将来的な業者さんの状態を考えたほうがよいのではないかと・・・
最近、高レバレッジでスプレッドがタイトで受取スワップが多いところを優良業者としてお勧めしているブログなんかもたくさんあるようですが、そういう人たちってその業者がどうやって利益を出しているのか分かっているのだろうか??まぁ他人のことは関係ないか・・・・アフィリエイトでがっつり入ってくるし・・・
今日はここまでぇぇぇぇ~
ここまで読んで、「なんでスワップ・ポイントが負の値なのさ?」とか、「TOMとNEXTの日数の差ってどうやって数えるのさ?」とか「フォワードのレートって何?何でスポットのレートと違うのさ?」など、新たな疑問が涌いている方も居られるかとは思いますが、そいつは次回以降に・・・
注:
推理小説の展開って、始めに犯人が分かっていてその後ストーリーが語られるパターンとか、最後まで犯人がわからないパターンとかいろいろあるじゃないですか・・・それと一緒で、始めにスワップを話して、その後に種明かしをしていく風にしようかな・・・と思っているので
気が向いたら下のランキングボタンもぽちっとしてね(拍手をいっぱいもらっても・・・・・・茶色縞々猫が図に乗るだけです)

↑↑このボタンか↑↑↑このボタンを・・・できれば両方・・・
ジャンル:株式・投資・マネー テーマ:FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
2008⁄05⁄31 16:27 カテゴリー:りおちの初級スワップ講座 comment(0) trackback(0)
全国のにくきゅうフェチにお送りする、スワップ・ポイントの謎は解けた?シリーズの第3回始まり始まりぃぃぃぃぃ~
パチ☆\\ ̄ー ̄)( ̄ー ̄//☆パチ
前回、スワップ・ポイントとは、直先スプレッドであることをお話しましたが、インターバンクにおける直先スプレッドとは、
フォワード・レート - スポット・レート = スワップ・ポイント
で表します。
例えばUSD/JPYの場合、フォワード・レート<スポット・レートなので、スワップ・ポイントは負の値になり、ディスカウントと呼ばれます。(米金利のほうが円金利よりも高いときね)
「( ̄◇ ̄;)エッ。負の値なら、スワップ・ポイントは必ず支払になるの??」と思ったそこのあなた!
そういう意味じゃありません。そこのところは順を追って話しますので、もうちょっと我慢してね。
で・・・今日は面倒くさいので、いきなりスワップ・ポイント(直先スプレッド)の計算式を教えてしまいます。
ちなみに、FXの場合は、TOM/NEXTのスプレッドがスワップ・ポイントなのだけど、計算式は同じものを使えるので、せっかくのお休みなのに雨降りで暇をもてあましているそこのあなたっ!この機会に次の公式を使って、取引している業者さんがいかにスワップ・ポイントをぼったくっているか、検証してみてはいかが??
でぁ、まず公式の公開ぃぃぃぃ(検証の仕方はまた後で・・・)

上の「すっきりした」部分が、フォワード・レートの理論値の計算式です。FXの場合は、こいつがTOM/NEXTの、NEXTの部分になります。
次にFXの場合はスポット・レートのところはTOMのレートを計算して置き換えるべきなんだろうけど、いろいろ検証した結果、スポット・レートの終値(NYクローズ)をそのまま使っているところが多いようなので、取引している業者さんのNYクローズのレートをスポット・レートにしちゃってください。
米ドル金利、日本円金利については、
間違っても政策金利なんか使わないように・・・
スワップ・ポイントの計算に政策金利を使うのはど素人です。そんな業者と付き合うのはやめましょう。
金利については、とりあえず、LIBOR(ロンドン・インターバンク・オファードレート)の一番サイトが短いやつをインターネットで調べて使いましょう。3ヶ月くらいのやつしか見つからないかな?(ONとか見つかればよいのだけど・・・)
ちなみに上の図でところどころ出てくる360とは、LIBORのレートは1年を365日じゃなくて360日として表示されるのでその日数のことでし。
Dの日数については、ロールオーバーで繰り延べる日数を使いましょう。ロールオーバーで繰り延べる日数とは、TOMとNEXTの受渡期日の差の日数(営業日じゃなくって暦日で数える)のことなんだけど、分からなかったら1日として、1日分のスワップを計算しましょう!
さらに、NEXT部分のレートだけじゃなくって、スワップ・ポイントをいきなり計算する場合は、下の公式を使ってみましょうぅぅぅぅ!

どぉ??計算できた???
計算したスワップ・ポイントは1通貨単位あたりのスワップ・ポイントなので、これに1単位あたりの取引数量(10,000ドルとか)をかけたものが、業者さんがよく1日いくらって表示しているスワップ・ポイントになります。
さらにお暇な方は、前回最後にちょこっと書いておいた、
米ドル金利 bid ask
日本円金利 BID ASK
SPOTレート ビッド アスク
のときに、
① (米ドル金利)bid + (日本円金利) ASK + (SPOTレート) ビッド
② (米ドル金利)ask + (日本円金利) BID + (SPOTレート)アスク
こいつを別々に計算してみてください。②の絶対値が売りの場合の支払スワップの額、①の絶対値が買いの場合の受け取りスワップの額の理論値になります。(終値が仲値とか1本で表示しているところの場合は、MIDレートでもおK!)
ちなみに、各社のNYクローズレートには若干の差があるのと、金利のBIDサイドのデータがインターネットで入手できるかな?という問題はありますが、σ( ̄∇ ̄;)わて?が兄貴にもらったデータで検証してみたところ、元ブローカーさん系のFX業者さんはとてもGOOD!でした。素人さん系の業者さん達は、( ̄m ̄〃)ぷぷっ!ぷっ!なスワップ・ポイントであることが判明しました。
取引レートについては、みなさんいろいろなところで見ることができるので、一般的に$1=105.00円のときに、「うちのレートは$1=110.00円です!」なんてやっていたら、ぼこぼこにされると思うのですが、スワップ・ポイントについてはそんなようなことがまかり通っているようです。
これは、σ( ̄∇ ̄;)わて?の個人的な意見なのですが、確かにスワップ・ポイントがおいしいかどうかで業者さんを判断するのも一つだとは思うのですが、スワップ・ポイントを目的としたトレードはポジションを中長期に保有する場合が多いと思うので、目先だけじゃなく将来的な業者さんの状態を考えたほうがよいのではないかと・・・
最近、高レバレッジでスプレッドがタイトで受取スワップが多いところを優良業者としてお勧めしているブログなんかもたくさんあるようですが、そういう人たちってその業者がどうやって利益を出しているのか分かっているのだろうか??まぁ他人のことは関係ないか・・・・アフィリエイトでがっつり入ってくるし・・・
今日はここまでぇぇぇぇ~
ここまで読んで、「なんでスワップ・ポイントが負の値なのさ?」とか、「TOMとNEXTの日数の差ってどうやって数えるのさ?」とか「フォワードのレートって何?何でスポットのレートと違うのさ?」など、新たな疑問が涌いている方も居られるかとは思いますが、そいつは次回以降に・・・
注:
推理小説の展開って、始めに犯人が分かっていてその後ストーリーが語られるパターンとか、最後まで犯人がわからないパターンとかいろいろあるじゃないですか・・・それと一緒で、始めにスワップを話して、その後に種明かしをしていく風にしようかな・・・と思っているので
気が向いたら下のランキングボタンもぽちっとしてね(拍手をいっぱいもらっても・・・・・・茶色縞々猫が図に乗るだけです)


↑↑このボタンか↑↑↑このボタンを・・・できれば両方・・・
ジャンル:株式・投資・マネー テーマ:FX(外国為替証拠金取引)を始めよう!
2008⁄05⁄31 16:27 カテゴリー:りおちの初級スワップ講座 comment(0) trackback(0)
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